アイカ

地球連邦の一企業、サリー産業株式会社の社員であるアイカは、鉱石採掘船クルトンに乗って辺境宇宙を探索していた。
そこで見つけたのは、小さな有人惑星。
かつて地球を移民船で旅立った人たちの子孫「ロストエミグラント」の星だった。
その星の町の一つでは連邦法で規制されている閃光石鉱脈の培養が行われていた。
かつて自分の故郷の星を閃光石の培養によって失ったアイカは、社長のサリーの反対を押し切ってロストエミグラントの惑星に降り立つことにする。


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シェラルド

アイカが向かった星の住人であるシェラルドは、閃光石鉱脈を守る「閃光の騎士」を目指していた。
閃光石鉱脈には人の願いを叶える力があるという噂があり、両親が謎の奇病にかかったシェラルドにとっては最後の望みだった。
偶然アイカのピンチを救ったシェラルドは、アイカから閃光の騎士候補生学校の入学許可証をもらって一緒に旅立つ。


クロトブリア

中心に閃光石鉱脈を宿した大樹がある町。
鉱脈からこぼれ落ちた閃光石は、魔法の源として使われていた。
かつて魔法は魔法使いと呼ばれる限られた者しか使えなかったが、今や閃光石さえあれば誰でも使えるのだった。
閃光石を売ることで都市国家ながら世界有数の力を持っているクロトブリアは隣国の侵略も退けた。
そしてあらたに閃光石鉱脈を守るための「閃光の騎士」が新設されて、クロトブリアはこれからも発展していくことは間違いないように思われた。

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